マラソン人気が急上昇!失敗した大会を知ることも企画のヒント
21世紀に入って、急激に人気が高まっているマラソン。ジョギングやランニングの愛好家が増え、年間を通して、各地で、マラソン大会が開催されています。
東京マラソンをはじめ、たくさんのマラソン大会は大成功!経済効果が200億円を上回る大規模なマラソン大会は、ランナーだけでなく、市民にとっても、大きなメリットがありますね。

ランキングウェアやランニングシューズが売れ、ホテルや旅館は予約でいっぱい。当日の食事をレストラン、食品や飲み物を購入するためのスーパーやコンビニは大繁盛です。
ちなみに、人気のマラソン大会は競争率が10倍を上回っています。とんでもない大盛況ぶりですよ。人気アーティストのコンサートじゃないですか!参加することが難しいレベルに達しているわけですから、大成功している理由もよくわかりますね。
一方、大成功をおさえているマラソン大会の陰で、失敗してしまったマラソン大会もあります。例えば、第1回の京都マラソン大会は、2億円を上回る赤字を出してしまい、京都市が赤字を負担することになりました。
さてさて、テレビ局の就職活動や転職活動に取り組んでいる皆さんは、成功しているマラソン大会の裏側で、失敗に終わってしまったマラソン大会にも注目してみましょう。逆目線で考えることが企画のヒントになることはよくありますよ。
PR活動が成功のカギを握るマラソン大会。ところが、満足できるPR活動ができないまま、開催することになったマラソン大会もたくさんあります。
特に、初開催のマラソン大会は、知名度が低いため、告知するルートと時間をきちんと確保しないと、スポンサーやボランティアが集まらず、開催の運営がすごく大変なんです。
新番組の告知も同じですね。例えば、ドラマの初回の視聴率。話題性が勝負です。
視聴者に「とりあえず見てみようかな」という気持ちになってもらわないと視聴率を確保できません。2回目以降は、前回までの内容で判断できますが、初回はPR勝負です。
低視聴率に終わったドラマは内容だけが問題だったのでしょうか?
テレビ局の就職活動や転職活動に取り組んでいる皆さんなら、おわかりですね。メディアで「大成功」と報道されたら「失敗例はないのかな?」と逆目線で考えるクセをつけましょう!