やりたい仕事を書くことがエントリーシートの志望動機を高めるポイント
エントリーシートや履歴書で最も重要視される項目は志望動機です。
採用担当者の目を引く志望動機を考えることができれば、面接へ進む確率はグッと高ります。
それくらいエントリーシートや履歴書で志望動機が占める割合は大きいんです。
テレビ局に送られてくるエントリーシートや履歴書でよく目にする志望動機と言えば「御社の番組が好きで、私も番組作りに関わりたい」という内容です。
応募する人のほとんどが、同じような志望動機で「テレビ局や番組制作会社に入社したい」とアピールします。
しかし、みんなが同じような志望動機では、差がつきません。
そこで、エントリーシートや履歴書に書く志望動機の質を高めるコツをご紹介しましょう。
志望動機は3つの柱で構成することがポイントです。
志望動機の3本柱
志望動機の3本柱 |
|
まずは、志望動機の基本となる「テレビ番組が好き」をアピールします。
ただ単に「テレビ番組が好きです」では何をアピールしたいのか、わからないので「応募するテレビ局や制作会社が作っている具体的な番組名を挙げてアピールすること」がポイントです。
続いて、志望動機の中核となる「なぜ他社でなく、このテレビ局や制作会社を志望するのか」について説明します。
「他社でない理由」を説明するときは、先ほどの「応募するテレビ局や制作会社が作る好きな番組」と組み合わせると考えがまとまりやすいと思います。
おしまいに「入社後にこんな番組を作りたい」と具体的な企画を盛り込んで、個性と熱意をアピールします。
テレビ局に送られてくるエントリーシートや履歴書の志望動機で最も欠けている部分が「入社後にこんな番組を作りたい」という企画なんです。
採用担当者からすると「この人は入社後にどんな番組や仕事をしたいのかな?どんなアイデアを持っているのかな?」という企画力こそ、最も知りたい、最も興味があるポイントなんです。
エントリーシートや履歴書はスペースに限りがあるので、多くを語ることは難しいかもしれませんが、「志望動機は最重要項目で、最も個性をアピールしやすい項目」であることを意識しましょう。
書類選考を突破した後、志望動機に書いた「入社後にやりたい仕事」や「企画」は必ず面接で質問されます。
面接対策として、さらに企画を練り込み、あなたを売り込みましょう。
エントリーシートや履歴書に書く志望動機は、最後まで、あなたを売り込む「柱」になります。
志望動機が、あたなの強力な援軍になるよう、じっくり取り組みましょう。