作文の主人公はあなた!会ってみたいと思わせる合格作文の書き方
キー局や準キー局、ローカル局が募集を開始すると、未来のテレビマンを目指すたくさんの人が毎年応募してくれます。ありがたや、ありがたや。
作文は、試験を受ける人だけでなく、採用担当者にとっても大変な労力を必要とする作業です。
採用担当者も人間なので「おもしろいなあ」と思える作文に出会うとテンションが上がります。言い換えると、採用担当者のテンションが上がる作文を書くことができれば、次にステージに進むことができるわけです。
さて、問題です。
採用担当者のテンションが上がる作文、つまり「書いた人に会ってみたいなあ」と思わせる作文を書くために必要なテクニックは何でしょうか?
ちょっと「いじわるな質問」でしたね。
実は、テレビ局で出題される作文を突破するためには、テクニックよりもっともっと大切なことがあるんです。
合格作文を書くために最も大切なポイントは「あなたの体験をわかりやすく語ること」です。
意外と忘れがちなことですが、作文の主人公は「あなた」です。
金融問題が出題されようが、過疎問題が出題されようが、「あなたの経験から生まれた、あなただけの意見」が求められています。
あなたの人生を800文字の言葉に置き換えてPRすることができなければ、次のステージに進むことはできません。
採用担当者が興味を持ってくれそうな「あなたの人生で起こった出来事をピックアップできるかどうか」が勝負の分かれ目です。
作文の勉強を始める前に、まずは「あなたの人生で起こった、とびきりの出来事」を書き出し、どうすれば「あなたの人生を1回の作文で伝えることができるのか」を精一杯考えましょう。
文字数に気を配りながら、ありのままのあなたを伝えよう
合格作文を書く最大のポイントを確認したら、次は具体的な書き方をチェックしましょう。
覚えておきたい作文の書き方は2つあります。
まずは「ひとつの文章を50文字以内にまとめること」。次に「難しい言葉を避けて、ありのままのあなたを伝えること」です。
難しくないでしょ?
頭に入っていれば、誰でも実践できます。難しく考える必要はありません。練習を重ねて、あなたを思い切りアピールするだけです。
極論すると、漢字や言葉遣いが少し間違っていようが、文章が上手だろうが下手だろうが、「おもしろいなあ」と思える作文を書くことができれば、次のステージに進むことができます。
難しい日本語や漢字、文章のテクニックに走る必要はありません。
わかりやすい言葉で、あなたの人生をアピールしましょう。ストレートな言葉ほど、届きやすく、心に残りやすいのですから。