あなたが人生で手にした経験や職歴を反映したドラマチックな企画で勝負しよう

テレビ業界の転職を成功させるために、最も時間を使って準備してほしい作業が「企画」です。

テレビ業界で働いたことのある経験者、働いたことのない未経験者を問わず「転職したら、この企画を絶対にやってみたいんです」と力説できる企画を全力で考えましょう。

前職で手に入れたスキルや経験をはじめ、あなたが人生を通して楽しんでいる趣味や学生時代に発見したことなど「お、おもしろいね」と思わせることができるネタなら「何でも企画の材料」になります。

準備する企画はひとつでOK。2つ以上の企画を準備しても問題ありませんが、書類選考と筆記試験は、ひとつのネタで勝負したほうが採用担当者に伝わりやすいです。

もし2つ以上の企画を準備する場合は、面接対策と考えましょう。「ほかにやってみたい企画はある？」と質問されたときに切り返すイメージです。

2つ以上の企画を準備する場合、あなたが希望する部署、報道なら報道、ドラマならドラマに統一しましょう。あなたが描く将来像をイメージしてもらいやすくなります。

企画を考えるときは、番組の狙いとターゲットを必ず想定してくださいね。

あなただけの経験や感性を生かして「テレビの向こう側にいる視聴者が楽しめる企画」を用意することが大切です。

あなただけが楽しい企画は、すぐに採用担当者に見抜かれてしまいます。「どの年齢や性別の視聴者を中心に、どんな狙いで番組を作りたいのか」を全力で考えましょう。

採用担当者が「会ってみたいね」「もっと話を聞いてみたいな」と思う企画を考えられるかどうかが勝負です。

テレビ業界へ転職することを決意したら、全力で企画作りに取りかかりましょう！