NHK志望なら時事問題をストイックに勉強しよう
テレビ局の筆記試験で出題される時事問題と雑学試験は、テスト勉強のように一夜漬けで何とかなる質と量ではありません。
でも、受験勉強と比較すると、苦労は少ないと思います。
まず頭に入れたい対策は、NHKと民放で試験の内容が大きく異なるということです。
時事問題に関して言うと、NHKが最難関です。
テレビ局の試験というより、新聞社の試験に似ているでしょうか?
政治、憲法、社会問題、国際情勢など、幅広く難易度の高い問題が出題されます。
対策としては、新聞に目を通し、テレビでニュースを観ることです。
テレビマンにとって、当たり前のことができれば、たとえNHKの筆記試験を受けても「全くできませんでした」ということにはならないはずです。
ときどき「新聞は日経も朝日も毎日も全部読んでいます」というすばらしい心構えの学生に出会いますが、テレビ局の採用試験を突破するだけなら、どれかひとつだけで大丈夫です。
新聞をひとつに絞り、余った時間でテレビ番組をたくさん観ましょう。
入社したい局が決まっていれば、朝は志望するテレビ局のニュース番組を観て、夜はバラエティや情報番組、ドラマをチェックします。
毎日テレビを観る習慣を身につけることで、面接で「好きなテレビ番組は?」と聞かれたときの対策にもなります。
もしあなたが民放や番組制作会社の採用試験を受けるなら、ワイドショーの芸能情報もチェックしましょう。キー局や大手番組制作会社の試験で出題されます。
パソコンやスマートフォンを利用して「自分だけの時事問題集」を作ろう
ここからは、おすすめの時事問題と雑学試験の対策をお伝えしたいと思います。
ニュース番組やワイドショーのトップネタを参考に「自分だけの時事問題集」を作りましょう。
「2012年8月18日 オリンピック日本代表がメキシコ代表に1-3で完敗。史上初の五輪決勝進出ならず。44ぶりの銅メダルをかけて韓国と3位決定戦へ」
こんな感じで、その日の出来事をメモします。メモするネタは、1日ひとつでOKです。
「自分だけの時事問題集」を作ることは、内容の理解に役立ち「この1年で何が起こったのか」を把握する助けになります。
「自分だけの時事問題集」を作るときはパソコンやスマートフォンを利用しましょう。
簡単に検索することができ、ほしい情報に短時間でたどり着けるので、とても便利です。
仕上げに「自分だけの時事問題集」に加えて、市販の時事問題集を購入することで、かなりの内容をカバーできます。時事問題の参考書は、最新であれば、近所の書店、楽天ブックスやアマゾンのネットショップ、どこで購入してもOKです。
面接や作文で応用できるので、単に暗記するだけでなく、噛み砕いて覚えることがポイントです!