投票率は戦後最低の52%!自民は議席をわずかに減らすも圧勝
第47回の衆議院選挙が2014年12月14日に投開票され、自民党と公明党の連立与党が325議席を獲得。自公連立与党が、定数の3分の2を上回る議席を確保し、圧勝に終わりました。
注目の投票率は、戦後最低の52%。2人に1人が選挙に行かない異例の衆院選は、与党の圧勝に終わりましたが、実は、自民党の議席数は2つ減っています。でも、獲得した議席数を考えると、与党の圧勝ですね。

与党の圧勝で終わり、先送りになっていた増税は「民意を得た」という形になりました。消費税が2017年4月に10%へ引き上げられます。景気が悪くても、消費税が上がりますよ。
与党がが圧勝したことで、消費税とアベノミクスに加え、集団的自衛権と憲法改正、原発も2015年の議題になりますね。投票率を考えると、ものすごく関心の低い選挙だったのですが、日本の将来にすごく重要な選挙だったのかもしれません。
全体的に「おまかせ感の強さ」「誰かがやってくれる感じの強さ」が目立った第47回の衆議院選挙。さてさて、テレビ局の就職活動と転職活動に取り組んでいる皆さんは「おまかせ感」「誰かがやってくれる感じ」に注目してみましょう。
テレビ業界に限らず、どの業界でも同じですが、社会人になっても職場に「おまかせ感」や「誰かがやってくれる感じ」が広がることがあります。でも、企画を考えるときは「おまかせ感」や「誰かがやってくれる感じ」に身をまかせちゃダメですよ。
忙しいときは、自分で考えるより、人の意見に乗っかったり、人の意見を参考にしたりするほうが肉体的にも精神的にも楽です。でも、あなたの個性を潰しちゃうことになるので、注意しましょう。
就職活動や転職活動も同じですね。あなたの個性を大事にしましょう。個性のない企画は、採用担当者の印象に残りにくいです。逆に、個性をきちんとアピールできる企画は、印象に残ります。強烈なインパクトを残せれば、トントン拍子で内定を手にすることもできますよ。