長雨の影響で農作物に大きな影響も!西日本で記録的な日照不足
2014年8月に入り、西日本で記録的な日照不足が続いています。しばらく東京で仕事だったので、全く気が付かなかったのですが、大阪に帰って以来、ずっと雨が降っています。

西日本の日照不足は、特に、九州や四国が深刻で、日照時間が平年の30%に満たない地域もあるそうです。東日本は平年と比べて、日照時間が長い地域もあるようですが、西日本の日照不足は本当に心配ですね。
今なら20年くらい前に、同じような日照不足が続いた年がありました。長雨と日照不足の影響で、米が不作となり、タイ米を緊急輸入したんです。今年も米をはじめ、いろいろと影響を受ける農作物が出てくるかもしれません。うーん、心配だなあ。
さてさて、テレビ局の就職活動と転職活動に取り組んでいる皆さんは、面接の前に「視聴者目線でわかりやすく伝える訓練」に取り組みたいところです。
農作物が出てきたので、環太平洋経済連携協定(TPP)を例に考えてみましょう。
環太平洋経済連携協定(TPP)は、日本の貿易にとても重要なテーマです。でも、すごく堅苦しい言葉なので、興味のない視聴者はすぐにチャンネルを変えてしまいます。なじみのない言葉に視聴者は反応してくれないですからね。
環太平洋経済連携協定(TPP)をテーマにした企画を考えるとき、難しい言葉を使おうと思えば、いくらでも使えます。でも、難しい言葉は、視聴者の耳と心に残りにくいんです。
一般家庭で話題にのぼることが少ない経済をテーマに企画を考える場合は、必ず「視聴者目線」で「一回の放送で理解できる内容かどうか」をきちんと検討しましょう。
テレビ番組は、自分のためではなく、視聴者のために制作することを忘れないでくださいね。