平均寿命と健康寿命の違いは何?企画に使える健康ネタを掘り起こそう
厚生労働省が日本人の平均寿命を発表し、女性が86.61歳、男性が80.21歳で「長寿大国」にふさわしい結果になりました。男女ともに80歳を超えてるってすごいですね。
日本人の女性の平均寿命は2年連続で世界一、男性の平均寿命は初めて80歳を超えました。男性の平均寿命も世界4位です。
ちなみに、平均寿命は、その年に生まれた赤ちゃんが平均で何歳まで生きることができるかを予想した数値です。そんなわけで、30年前に生まれた僕が「2014年に発表された日本人の男性の平均寿命は80歳か。あと50年は人生が続くなあ」と考えることは間違いなんですね。
簡単に言うと、30年前に生まれた僕の平均寿命は、30年前に発表された平均寿命ってことです。30年違うと、医療や科学の進歩は当然、大きく違うので、冷静に考えると「なるほど!」とうなずくことができる定義ですね。
テレビ局の就職活動や転職活動に取り組んでいる皆さん。平均寿命と並び、最近、テレビ番組で取り上げられる機会が増えてきた健康寿命という言葉をご存知でしょうか?
健康寿命とは、介護なしで、自立して生活できる寿命のことで、最近の日本のテレビ番組は、平均寿命より健康寿命をピックアップするコーナーが増えてきました。
平均寿命から健康寿命を引き算すると、男女ともに10年以上の差があることが浮かび上がってきます。平均で10年も介護が必要な現状は、ちょっと衝撃的ですね。
高齢化社会と健康寿命をテーマにしたテレビ番組は、今後、もっともっと増えることが予想されます。実際、帯番組(月曜日から金曜日にかけて放送される番組)は、健康コーナーをシリーズ化しているケースが多いです。いつの時代も健康ネタは需要が高いんですよ。
そんなこんなで、テレビ局の就職活動と転職活動に取り組んでいる皆さんは、健康ネタ、医療ネタに目を光らせてくださいね。面接やエントリーシートで、健康ネタや医療ネタを取り上げる人は少ないので、ハマれば、強烈なインパクトを残すことができますよ。