世界一の斬られ役!福本清三さんが初主演した映画は「太秦ライムライト」
日本で最も有名な時代劇の斬られ役と言えば「5万回斬られた男」の異名を持つ福本清三さん。「ふくもとせいぞう?聞いたことないなあ」と思った皆さんも、実は、映画をはじめ、一度は「斬られたシーン」を目にしたことがあるかもしれません。
日本一、つまり、世界一の斬られ役として、ハリウッド映画「ラストサムライ」にも出演したことがある福本清三さんが初主演した映画「太秦ライムライト」が公開され、大きな話題となっています。
さてさて、テレビ局の就職活動や転職活動に取り組んでいる皆さんは「福本清三さんの映画初主演」から「逆目線の企画」を意識することができれば、すばらしいですね。
時代劇の「斬られ役」という脇役に50年間も徹している福本清三さん。「半世紀も斬られ役、脇役に徹している役者さんが主役をやったら、どんな作品ができるんだろう?」というアイデアは、テレビ番組の企画、テレビ番組のイベントをはじめ、いろいろな場面で応用できます。
福本清三さんの例は、ある意味「究極の逆目線」で、企画を考えた人のすばらしさと企画の実現にゴーサインを出した企業をほめるしかないわけですが、大人と子ども、キャリアウーマンと専業主婦のように、もっと身近な逆目線で企画を考えることもできます。
将来、テレビ局で働きたい皆さんは「逆目線の企画」を準備しておくと、面接で役に立つかもしれませんね。また「逆目線の企画」は、柔軟な考えをベースに生まれるアイデアなので、企画のトレーニングにも役立ちます。柔軟な発想で驚きのある企画を生み出したいですね。