テレビ業界用語のテコ入れとは?
テレビ番組スタッフが恐れる言葉のひとつがテコ入れです。テレビ番組の視聴率が下がってきたり、視聴率が伸び悩んだりすると、番組のプロデューサーを筆頭に、スタッフ全員で視聴率を上げるための打開策を「これでもか!」と必死に考えます。これがテコ入れです。
テコ入れが必要な番組は期待されたほどの成果を挙げられていない場合が多く、番組スタッフは「やばいよ。もしかして、次のクールで打ち切りの話が出るんじゃない?」とヒヤヒヤしながら働かなければなりません。
「テコ入れ」。わずか4文字の平凡な言葉ですが、テレビマンにとっては自分の番組を守れるかどうかの瀬戸際の言葉なんです。ではでは、実際にテレビマンはどんなテコ入れを行っているのか、具体的なテコ入れ方法をご紹介しましょう。
具体的なテコ入れ |
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文字にすると、めちゃめちゃ地味ですね(笑)。でも、こんな地味な作業に番組の命運が懸かっているんです。だから、番組スタッフ全員で「あーでもない、こーでもない」と真剣にテコ入れをするんですよね。
ちなみに、テコ入れをして番組のイメージを変えすぎてしまうと、新しいファンを獲得できる反面、古くからの常連ファンが離れていく場合があるので、要注意です。このあたりのサジ加減が難しいんですよね。