テレビ業界用語のスポンサーとは?
スポンサーとは、番組制作に必要な資金を提供してくれる企業や団体で、テレビ局が番組を作る上で大前提となる欠かせない絶対的存在です。スポンサーは番組制作に出資することで、テレビ番組のCMで商品やサービスをPRし、広告効果を狙います。
ご存知の皆さんも多いと思いますが、民放のテレビ局はスポンサーの資金で番組を作っています。
一方、公共放送局のNHKは視聴者から徴収した受信料で番組を作っています。
このほか、僕が加入している衛星放送局のWOWOWのように、視聴者からの視聴料とスポンサーの出資金で番組を作っているテレビ局もあります。
冠スポンサー番組
テレビ番組の多くは複数のスポンサーの出資で制作されていますが、番組によってはスポンサーが1社のケースもあります。スポンサーが1社の場合は、番組のタイトルに企業名が使われ「冠スポンサー番組」と呼ばれています。
スポンサーは絶対的存在
「お金を出してくれるスポンサーを大事にしようね」
民放で働く番組スタッフなら誰もが耳にしたことのある言葉だと思います。テレビ番組を作るためには、スポンサーの出資が不可欠なので、スポンサーの意向は番組に反映されることが多いんです。
代表的な例がスポンサーの商品やサービスを番組の中で紹介する手法です。
ドラマに登場するパソコンや携帯電話、自動車、ビール、缶コーヒーをよく見てみると、スポンサーの商品だったりします。
もちろん、スポンサーの飲み物を飲むときは必ずラベルが見えるように飲むことが大切なんです。NHKを除いて、スポンサーの存在がなければ、テレビ局はテレビ番組を作ることができません。そんなこんなで、スポンサーの存在は絶対です。