テレビ業界用語のオフレコとは?
オフレコとは、非公式の場で外部に話してはいけない内緒話や秘密を打ち明けることです。
テレビ業界では、番組の会議や打ち合わせで限界ギリギリのトークが展開されることが結構あります。その場合は「オフレコなんだけどさ」と釘をさしてから話を進めることがマナーとなっているんです。
基本的に、オフレコで話される内容は「テレビ業界人なら知っている秘密」になっていることが多いんです(笑)
オフレコで話される内容はヘビーなものが多く、自分で自分の首を絞める結果につながりかねないので、僕はたとえオフレコでも、裏話をするときは内容を吟味することに決めています。一言で言うと、臆病者ですね。
テレビ番組でよく使われるオフレコと言えば、イニシャル・トークや「ピー音」が有名です。
「番組(収録現場)で話しちゃったら、もうオフレコじゃない気がするけど」と思ってしまうのですが、テレビ業界人に関わらず、他人の噂話が好きな人は結構多いので、根強い人気があります。
ちなみに「その人の名前を知られたら、まずいかな?」という軽めのオフレコ・トークでは「ピー音」が使われ、「名前を出した時点で業界から消されちゃうかも」という超ヘビーなオフレコ・トークではイニシャルが使われることが多いです。
テレビ業界で働く人は自分のクビが吹っ飛ばないよう細心の注意を払いましょう。