テレビ業界用語のドッキリとは?
ドッキリとは、主人公に内緒でウソの撮影を進め、リアクションを楽しむバラエティ番組の企画です。
有名なドッキリ番組「スターどっきりマル秘報告」は1976年から22年間フジテレビで放送され、熱烈な人気を誇っていました。
ガチンコ勝負のドッキリは、ロケが長期間に及ぶ場合が多く、現場には失敗が許されない緊張感が漂っています。
仕掛け人と呼ばれる「だまし役」の出演者の演技力と、だまされる主人公の人間性が成功の大きなカギを握る企画です。
ちなみに、だまされる主人公がカメラを見つけてドッキリに気付いたり、ドッキリであることを告白した後に本気で怒りだしたりして、放送できなくなるケースもあります。
ここがドッキリの難しいところで、だからこそ、だまされる主人公選びが大切なんです。
最近は昔ほどドッキリをやらなくなりましたが、「ロンドンハーツ」のブラックメールや「めちゃイケ」の濱口優さん(よゐこ)のドッキリ企画は根強い人気シリーズです。
だまされる主人公の人柄が成功の大部分を占める難しい企画ですが、成功すると神がかり的な笑いを生むところがドッキリの魅力だと思います。