テレビ局で働くADの平均残業時間は?ADの残業が多いことは確かです
テレビ局で働くことを目指している未来のADの皆さんにとって、気になるポイントのひとつが残業時間。ADを目指している学生さんだけでなく、取材やロケで出会った皆さんからも「ADの残業時間って多いですか?」とよく質問されます。
実際、ADの残業時間は、あらゆる職種のなかでも多いほうに分類されることは間違いありません。
僕を例にすると、AD時代は毎月、100時間くらいは残業していました。VTRの納期前は徹夜になっちゃうので、100時間くらいの残業は、しょうがないですね。
なお、ADの残業時間は、担当番組や雇用条件によって、大きく変わってきます。担当番組や雇用条件によって、残業がほとんどないアルバイトのADもいますよ。
AD時代、僕は情報番組を担当していたので、スケジュールの変更はめったにありませんでした。
取材やロケの時間が変更になることはときどきありますが、情報番組は、スケジュールが崩れにくいんですよ。
スケジュールに振り回されることが少ないので、自分のペースで仕事を進めることができました。残業時間は多かったのですが、仕事を覚えれば、悩みが解消されるパターンですね。
一方、バラエティ番組やドラマを担当していた同期のADは、スケジュールの変更がめっちゃ多かったです。
同じADの僕が「めっちゃ大変だなあ」と思ってしまうハードなスケジュールでした。家に帰れないADや床で寝ているADもたくさんいましたよ(笑)。そんなこんなで、ADの残業は多いですね。
ちなみに、ADに関わらず、テレビ局で働く番組制作スタッフは、残業が多いです。
ディレクターもカメラマンも編集マンも残業しています。番組制作を担当したいなら、残業は避けられないです。
一方、同じテレビ局でも、営業スタッフや経理スタッフは残業時間が短いです。
営業スタッフは取引先のスケジュールに合わせたり、経理スタッフは決算前にめっちゃ忙しかったりするのですが、番組制作スタッフより残業時間が短く、休みも取りやすいですよ。
テレビ局で働くスタッフはたくさんいますが、ADと残業はセットだと考え、早い段階で残業を乗り切る方法を身につけたいですね。仕事を覚えて、残業時間を減らすことが最善策です!
転職求人サイト |
|