テレビ局で働くADの睡眠時間が短いって本当ですか?睡眠時間は短いです
先日「テレビ業界の七不思議」の話題で盛り上がり、同期のカメラマンの愛妻から「テレビ局で働くADの睡眠時間が短いって本当ですか?」と質問されました。
実は、同期のカメラマンの愛妻だけでなく、いろいろな業界の皆さんから「ADの睡眠時間は本当に短いの?」とよく質問されます。ほかの業界の皆さんから普通に質問されるって、ちょっとおもしろいですね。
ADへ転職したり、派遣ADを目指したりしている皆さん。ADの睡眠時間は本当に短いです!
僕は、テレビ業界と映像業界でしか働いた経験がないので、ほかの業界の睡眠時間について詳しく知っているわけではないのですが、ADは、睡眠時間の短い職業に分類されるはずです。
実際に、僕のAD時代を例にしてみますね。
僕はAD時代、昼の情報番組、夕方の情報番組、週末の情報番組をかけ持ちしていました。
昼の情報番組は毎週1本のVTRとオンエア、夕方の情報番組は毎週1本のコーナー、週末の情報番組はスタジオ収録を担当。少なくとも週に2回ロケがあるわけですから、週休2日を目指すなら、残りの3日で、VTRを仕上げる必要があります。
そんなわけで、AD時代、納期の前日は必ず徹夜でした。
出勤していた週5日の睡眠時間を平均すると、4時間くらいだったと思います。
これからADを目指す皆さんに隠しても仕方がないので、正直に告白すると、週に2日徹夜だったので、体力的にも精神的にもめっちゃ苦しかったです。
でも、いま思えば、VTRをたくさん作らせてもらったことで、ロケの段取りや編集のノウハウをスピーディに覚えることができました。
さらに、上司が仕事をきちんと評価してくれたおかげで、ディレクターへスムーズに昇格することができ、給料がドーンとアップ!昇給の金額を伝えられたときの衝撃は、一生、忘れないと思います。うれしくて、うれしくて、顔が崩れっぱなしでしたね(笑)
ADとして働き始めた直後は、誰でも仕事をするスピードが遅いので、どうしても睡眠時間を削りながら仕事を終わらせる必要があります。
民放、NHKを問わず、入社直後は、どのテレビ局で働いても大変なので、ある程度、覚悟しておいたほうがいいですよ。でも、仕事を覚えてスピーディにこなせるようになると、睡眠時間を確保できるので、安心してくださいね。
ADの仕事は不規則です。だからこそ、入社後は、ダラダラと仕事をするのではなく、集中して仕事をするクセを早めに身につけましょう。
AD時代は睡眠時間が本当に短くて大変でしたが、金銭的にも精神的にも快適な生活を手に入れることができたので、すごく満足しています!
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