短い場合は数か月、長い場合は10年くらいでADからディレクターへ昇格します
ADからディレクターへ昇格するタイミングは、テレビ局や番組制作会社の規模や方針によって変わってきますが、短い場合は数か月、長い場合は10年くらいで、ADからディレクターへ昇格します。
僕が知る限り「ADからディレクターへ昇進するスピードが速いからと言って、優秀なディレクターである」という法則は当てはまりません。
理由は、テレビ局や番組制作会社によって、抱えているディレクターのクオリティに大きな違いがあるからです。
もちろん、現場で働くADにとって、早いタイミングでディレクターへ昇格できると、モチベーションが上がることは間違いありません。
ディレクターへ昇格すると、責任ある仕事を担当することができ、さらに、給料もアップするので、単純にうれしいです。
一般的に、キー局や準キー局のほうが、ローカル局に比べて、ADからディレクターへ昇進するタイミングが遅いです。
単純に、スタッフの数が多いほうが、ディレクターへ昇進するための競争率が高いですからね。
ちなみに、ADからディレクターへあっと言う間に昇進するスタッフもキー局や準キー局のほうが多いんですよ。
繰り返しになりますが、スタッフの数が多いので、飛び抜けた才能の持ち主が出現する確率も高いというわけです。
一方、ローカル局は、ある一定の期間が過ぎれば、ADからディレクターへ昇格するケースが多いです。ローカル局は、キー局と比べて、少数精鋭なので、ディレクターの退職が相次ぐと、ADがトントン拍子でディレクターへ昇格することもめずらしくないですね。
もちろん、ディレクターとして番組を作ったり、現場を仕切ったりするだけのスキルや経験がないと、昇格後、めちゃめちゃ苦労します。責任のあるポストに就くと、要求されるハードルも必然的に上がりますからね。
ディレクターへ昇格した瞬間から新しい章の幕開けです!
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