テレビ局で働くADに求められる大切なスキルは目標を達成するための継続力
テレビ局のADに求められるスキルは、決して多くありません。
例えば、あいさつやマナーや気配り、リサーチに必要なパソコンスキルや電話のやり取りをはじめ、基本的なスキルがあれば、ADとして、テレビ局で働くことができます。
そんなわけで「職を得る」「お金を稼ぐ」という目の前の目標を最優先するだけなら、上記のスキルがあれば、誰でも働ける職種がADです。
でも、ADに興味をお持ちの皆さんの多くがご存知のように、ADは離職率の高く、7割くらいの人はディレクターへ昇格する前に職場を離れてしまいます。
ADは、続けることがすごく難しい職種なんです。
あなたが「AD時代に身につけたスキルや経験を別の分野で役立てたい」と考えていらっしゃるなら、僕は、あなたがADをやめて転職することに賛成です。
でも「つらいなあ」というだけで、ADをやめようと考えているなら、僕は「もう少しだけ続けてみたらどう?」と必ず声をかけます。
僕が考える、テレビ局で働くADに求められる大切なスキルは「将来の目標を達成するための継続力」です。もちろん、目標は人それぞれなので、働くADの数だけ目標があっても不思議ではありません。
最初に入社したテレビ局で働き続けることもよし、スキルと経験を手にしたら好条件のテレビ局や番組制作会社へ転職するもよし、全く別の業界へ踏み出すもよし、可能性は無限に広がっています。
簡単に言うと、あなたがAD時代に学んだことが「あなたの理想の未来」へつながったり「あなたの夢をかなえる第一歩」になったりするなら、ADを選んだことは成功だったと言えるでしょう。
逆に言うと、AD時代に身につけたスキルや経験が、あなたの将来に役立たないと、もったいないですね。
もちろん「職を得る」「お金を稼ぐ」という目的で、ADとして働くことは悪い選択肢ではありません。
でも、ADは給料が安く、しかも、激務なので「長期的な目標」と「目標を達成するための継続力」を持ち合わせていないと、肉体的にも精神的にも金銭的にもつらい仕事になってしまう可能性があります。
実際、タフなAD業務に耐えられず、毎年、たくさんのADが職場を離れてしまいます。
あなたがテレビ業界で生き抜き、本気で正社員を目指したり、ディレクターを目指したりするなら、あいさつやマナーや気配り、リサーチに必要なパソコンスキルや電話のやり取りをはじめ、基本的なスキルだけではなく「目標を達成するための継続力」が欠かせません。
ADは、給料が安く、仕事がタフで、休みも少ないです。
でも、ディレクターやプロデューサーに昇格できれば、過去の苦労は吹き飛びます。もちろん、給料もドーンとアップします。あ、仕事の忙しさは変わらないかな?でも、休みは取りやすくなりますよ。
長い人生のキャリアを今からスタートする皆さん。目先の利益やステイタスにとらわれず、長期的な視点で、あなたの人生をプロデュースしましょう。
できるだけ早い段階で「何のためにADとして働くのか」を明確にして、1秒でも早く目標を達成したいですね。
目標を持ち、達成するための継続力があれば、いずれ、ADからディレクターへ昇格するチャンスがやってきます。
AD時代を乗り切ったサバイバーだけが「次のステップ」へ進み、新しい夢を描けることを忘れないでくださいね。誰もが持っている継続力を強く意識しましょう!
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