高学歴のADは多いですか?実は意外と多いです
ADとしてテレビ局で働くことを目指している皆さんからいただいた今回の質問は「高学歴のADは多いですか?」です。
シンプルな質問ですね。テレビ局で働いている高学歴のADはたくさんいますよ。
最近は、エントリーシートや履歴書に学歴を記載しない採用方法が増えていますが、少し前まで、高学歴な応募者ほど、内定を獲得しやすいという傾向がありました。
テレビ業界に関わらず、どの業界でも同じですね。そんなわけで、テレビ局には、高学歴の正社員(局員、NHKの場合は職員)がたくさんいました。
制作部に配属されると、高学歴のスタッフもADからスタートするので、高学歴のADを目にする機会が多かったんですね。
あ、そうだ。僕が日本の某テレビ局で働いていたとき、ディレクターの半数が東大と京大の卒業生だった番組があります。日米のテレビ業界で働いてきましたが、あれだけ高学歴のスタッフが集中した番組は最初で最後です。
ちなみに、報道の場合は、出身校のOBが有権者で、番組作りに役立つことがときどきあります。一方、制作の場合は、報道に比べて、学歴や出身校が番組作りに役立つ機会は少ないです。
現場で働き始めたら、高学歴で「ひとまとめ」にするのではなく、それぞれの個性を尊重して、すばらしい番組作りにつなげたいですね。いろいろなADが働いていて、おもしろいですよ。
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