仕事は本当につらい!ADを辞めたいと思う瞬間はありますか?
ADとしてテレビ局で働くことを目指している皆さんからいただいた今回の質問は「仕事がつらくて、ADを辞めたいと思ったことはありますか?」です。
本音を言うと、どれだけ仕事がつらくても、ADを辞めたいと思ったことは一度もありません。
でも「もっとスタッフの多い番組に移動したい」「別のテレビ局に転職しようかな?」「深夜のバラエティを担当しているADは、女の子がいっぱいで楽しそうだね。なんてうらやましい仕事なんだ!」と思ったことは数えきれないくらいあります(笑)
仕事がつらくてもADを辞めなかった理由はすごくシンプルです。
将来、ディレクターになって、もっともっと予算と責任のある仕事をしながら、番組制作のおもしろさを肌で感じたかったからです。
ディレクターを目指したり、スキルアップしたりする理由が明確だったおかげで、幸い、ADを辞めようと思ったことはないんですよ。上司や同僚に恵まれたことも大きかったですね。
右も左もわからない駆け出しの頃は、仕事が本当につらくて、気持ちがフラフラしちゃうことがありました。
でも、冷静に考えると、現実逃避をしても、僕のスキルや経験がアップするわけじゃないので、結局、遠回りで、何の解決にもなりません。
そんなわけで「現実逃避をして苦しい時間が長く続くより、思いきり現実と向き合って苦しい時間を少しでも短くする方法を考えよう」とガムシャラに働いていました。
テレビ局で働くことを目指している皆さんに隠しても仕方がないので、ぶっちゃけると、ADに関わらず、誰でも一度は仕事を辞めたいと感じたり、転職したいと感じたりする瞬間があるはずです。
僕は「仕事を辞めたい」「もっと楽な職場や業界へ転職したい」と感じることが決して悪いとは思いません。逆に、素直な気持ちを感じる瞬間こそ、自分と向き合う絶好のチャンスだと思っています。
ADを辞めようと思えば、いつでも辞めることができます。将来、あなたが「ADを辞めたい」と感じたら「ADを続ける理由」と両天秤(りょうてんびん)にかけてみてはいかがでしょうか?
テレビ局で働き、仕事を続けて幸せに暮らしている同僚も、転職して幸せに暮らしている元同僚もたくさんいるので、選択肢がひとつじゃないことは間違いないです。
ただし、無理に仕事を続けて病気になってしまうくらいなら、転職をして、新しい環境で働くほうが賢い選択肢かもしれません。人生は1回しかないので、体と心を大事に働きましょうね。
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