ADとしてテレビ局で働いて大変だと感じたことは強烈なプレッシャー
ADとしてテレビ局で働くことを目指している皆さんからいただいた今回の質問は「ADとしてテレビ局で働いて大変だと感じたことは何ですか?」です。
僕がADだった頃、最も大変だったと感じることは、押しつぶされそうなプレッシャーです。
時間に追われ、睡魔と戦いながら「毎日の業務を正確にこなせているか」「番組に貢献できているか」「スタッフや出演者に迷惑をかけていないか」と悩みながら働いていました。
誰でも同じだと思うのですが、AD時代は、仕事が一番できない時期です。
そんなわけで、何をするにしても精一杯だった駆け出しの頃は、肉体的にも精神的にもめちゃめちゃ大変でしたね。
簡単に言うと、余裕がなかったです。時間に追われる恐怖を初めて味わいました(笑)
徹夜が続こうが、病気になろうが、納期までに必ずVTRを仕上げること。
床で寝ようが、食事を抜こうが、スタッフや出演者に迷惑がかからないように収録の準備をすること。
わずか2つの目標をクリアするだけで、精一杯でした。いま振り返ると、AD時代がすごく懐かしいですね。
テレビ業界を目指す皆さんに隠してもしょうがないので、本音を言うと、ADは、肉体的にも精神的にも、かなりタフです。
特に、駆け出しの頃は、ある程度、時間に追われ、上司や先輩のプレッシャーに押しつぶされそうな日々が続くことを覚悟しておいたほうがいいですよ。
大変なAD時代を乗り切るためにも、きちんとした目標を持って働くことが大切です。
無事に内定を獲得し、ADとして働き始めたら、自分を追いつけすぎない意味でも、息抜きを見つけましょう。
おいしいランチを食べたり、デートをしたり、岩盤浴をしたり、短時間でリフレッシュできれば何でもOKです。
最初から完璧に仕事ができる人は、ほとんどいないので「失敗しても、同じ失敗を繰り返さないように気をつけよう」くらいの心構えで大丈夫ですよ。
ADの仕事は確かに大変ですが、乗り越えようと努力するプロセスで仲間や友達が増え、ステキな思い出もできるので、ポジティブな気持ちで仕事に取り組み、あなたの夢に一歩一歩、近づきましょう。
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