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撮って出し(テレビ業界用語)

テレビ業界用語の撮って出しとは?

撮って出しとは、撮影したばかりの映像を放送することで、速報性が求められるニュース番組やワイドショーでよく使われるテレビ業界用語です。ワイドショーのコーナー名になったこともある有名なテレビ業界用語なので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

撮って出しは文字通り「撮った映像をすぐに出す(オンエアする)こと」を意味します。撮影から放送までの期間が短く、場合によっては編集なしで放送することもあるんです。

編集なし(ノー編集)で放送する場合、映像を撮影するカメラマンの技量が出来上がりを大きく左右します!ニュース番組で撮って出しの映像撮影をまかされるカメラマンはチーフかエースクラスですね。

撮って出し映像を撮影する場合、カメラマンは現場へ向かう前に、原稿(ナレーション)の責任者であるプロデューサーやデスクから「原稿はこんな流れで行くよ」とVTRの内容について打ち合わせをします。

次に、頭の中でVTRの最初から最後までの流れをイメージして、現場で必要なカットだけを撮影します。撮影が終わったら、テレビ局へダッシュで戻り、テープをオンエア担当者に渡して任務遂行。撮って出しは時間との勝負なんです。

速報性の必要がないドラマやバラエティ番組で撮って出しが行われることはほとんどありませんが、オンエア当時に撮影を行うことが珍しくない韓国ドラマは、オンエアの1時間前に映像が仕上がることもあるそうです。初めて耳にしたときはめっちゃ驚きました。

日本のドラマは、出演者の急病や悪天候の連続がない限り、撮って出しされることはほとんどないと思います。

あ、その昔、昼ドラを担当していた友人が「台本が間に合わないんで、撮影がいつもギリギリなんだよ。全然家に帰れねえ」と嘆いてたっけ?帯で放送される昼ドラはめちゃめちゃ大変なんです。

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