実話をベースに天才音楽家の半生を映画化した「路上のソリスト」
ロサンゼルス・タイムズの記者スティーヴ・ロペスさんと、路上暮らしの天才音楽家ナサニエル・エアーズさんの交流を描いた映画「路上のソリスト」を観ました。映画「路上のソリスト」はスティーヴ・ロペスさんの新聞コラムをベースにした実話に基づいたヒューマン・ドラマです。
天才音楽家ナサニエル・エアーズさんをジェイミー・フォックスさん、新聞記者スティーヴ・ロペスさんをロバート・ダウニー・ジュニアさんが演じています。ジェイミー・フォックスさん、ロバート・ダウニー・ジュニアさんのほかに、キャサリン・キーナーさん、トム・ホランダーさん、レイチェル・ハリスさんらが出演しています。
映画「路上のソリスト」は公開前から映画業界だけでなく、マスコミ業界でも大きな話題を呼んだ作品です。たぶんですね、「新聞のコラムが映画化される」という事実は、マスコミ業界で働く人間にとって身近な感じがするのでしょうね(実際はストーリー性と話題性がないと絶対に無理ですが…)。
というわけで、管理人も映画を観る前から楽しみにしていました。実話、しかも新聞のコラムに基づいた映画って夢があると思いませんか?映画を観た率直な感想は「ジェイミー・フォックスさんとロバート・ダウニー・ジュニアさんの演技に引き込まれてしまった」です。
新聞のコラムは映画が完成した時点で続いていたため、「映画はどんな結末になるんだろう?」というのが映画を観る前に管理人が最も興味を持った点でした。ところがですね、映画が始まると、そんなことはすぐに忘れ、ジェイミー・フォックスさんとロバート・ダウニー・ジュニアさんの演技に釘付けになっていたんです。
「音楽の名門校ジュリアードでチェロを学んでいた青年がドロップアウトして路上暮らしの天才音楽家になった」という事実が映画「路上のソリスト」の原点です(正確に言えば新聞コラムの原点です)。しかし、そこに感動があるわけではありません。「ジュリアードをドロップアウトして路上暮らしの天才音楽家になった」という事実はあくまできっかけにすぎないわけです。
では、なぜ映画「路上のソリスト」が観た人の心に残るかと言うと、天才音楽家ナサニエル・エアーズさんの音楽に対する真摯な姿勢を、ロサンゼルス・タイムズの記者スティーヴ・ロペスさんが真摯な言葉でコラムにしたからだと思うんです。
その2人の「真摯な交流」をジェイミー・フォックスさんとロバート・ダウニー・ジュニアさんが見事に演じているんですよ。実話をベースにした映画の一途な思いをジェイミー・フォックスさんとロバート・ダウニー・ジュニアさんが映画を観る人に届けてくれるわけです。
「路上のソリスト」は新聞記者と天才音楽家の実際の交流を描いた単なる映画ではありません。役者さんの演技が映画にどれだけ強い影響を与えるかを改めて教えてくれる映画でもあると思います。
「路上のソリスト」の主なキャスト
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