レオナルド・ディカプリオさんとラッセル・クロウさんが共演するサスペンス映画「ワールド・オブ・ライズ」を観ました。監督は「ブレードランナー」「グラディエーター」「ハンニバル」「アメリカン・ギャングスター」など数多くの名作を手掛けた巨匠、リドリー・スコットさん。テレビ出身(BBC)の映画監督で、テレビ業界に多くのファンを持つ監督です。
「ワールド・オブ・ライズ」は、中東のヨルダンを舞台に、レオナルド・ディカプリオさん演じるCIAの工作員が、テロを阻止すべく潜入捜査を行うというサスペンス映画です。
リドリー・スコット監督自身が「アクション映画」と言っているように、銃撃戦をはじめとするアクション要素もふんだんに盛り込まれていますが、見どころは何と言っても「登場人物の対照的な心理描写」だと思います。
レオナルド・ディカプリオさん演じる工作員の上司役を「グラディエーター」でリドリー・スコット監督とタッグを組んだラッセル・クロウさんが演じているのですが、2人は作戦をめぐって、いつも口論になります。「踊る大捜査線」風に言うなら「現場と会議室」の対立です。
そんな2人が意見をぶつけ合いながら、最新のテクノロジーを駆使してテロの首謀者を追い詰めようとします。しかし、テロ組織は最新のテクノロジーと対極にある、最も古典的な戦術でCIAの手を逃れます。
特に3台の車が衛星カメラの追跡から逃れるシーンは、古典的作戦ながら「おおお、すげえ!」と思わず口にしていました(ネタがばれないよう、詳しい描写は避けますね)。登場人物の表情に注目すると、より一段と楽しめる映画だと思います。いろいろな意味で「対照的描写」へのこだわりが感じられる作品です。
