出演者の演技力が大ヒットを生んだ「のだめカンタービレ」
「のだめカンタービレ in ヨーロッパ(前編)」で「のだめカンタービレ」のキャスティングの素晴らしさについて触れたので、ここからは「のだめカンタービレ」のレギュラー陣の演技力について触れてみたいと思います。
まずは主演の上野樹里さんと玉木宏さん。ともにドラマのリズムを壊すことなく、話し方や表情を含めた演技ができる役者さんだと思います。これまで玉木宏さん出演のコメディは観たことがなかったのですが、妙にハマっていますね。「男前な役者さんだけど、意外とお笑い好きなんじゃないかな?」という印象です(笑)
上野樹里さんはコメディに強い女優さんというより、アップテンポのドラマに強い女優さんという印象を持ちました。会話が多い芝居ほど実力を発揮しそうな女優さんです。「セリフをとても大切にする演技」を観ていると、コメディからヒューマンドラマまで何でもこなせる気がします。
「のだめカンタービレ」を語る上で忘れてはならない役者さんがフランツ・シュトレーゼマンを演じる竹中直人さんです。竹中直人さんがいなかったら、「のだめカンタービレは成立しない」と言っても過言ではないほど、すさまじい存在感を放っています。
おバカな役をきちんと演じることができる役者さんがいないと、「のだめカンタービレ」は成立しないので、竹中直人さんが果たしている役割はめちゃめちゃ大きいと思います。下手な役者さんが外国人の役を演じると、観ているこっちが恥ずかしくなってしまいますが、竹中直人さんが演じると、全く違和感なく、ストーリーが進行します。改めて「竹中直人さんはすごい役者さんだなあ」と思えるドラマです。
「のだめを観るのはスペシャルが初めてだけど、すっかりファンになっちゃった」という人も多いのではないでしょうか?今回の「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」は、それほど完成度の高いスペシャルドラマで、本当におもしろかったです。
最近は、観終わった後、単純に「おもしろかったなあ」と感じるドラマが少なくなってしまいましたが、「のだめカンタービレ」には「単純なおもしろさが生み出す爽快感」があります。複雑なことを単純にみせる技術がすごい!最近観たスペシャルドラマでは文句なしにトップレベルの仕上がりで、2010年公開予定の映画も期待大ですね。
「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」の主なキャスト
| のだめカンタービレ in ヨーロッパフジテレビ系列 2008年1月5日放送 視聴率 21.0% |
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