木村拓哉さんが10年ぶりに出演した恋愛ドラマ「月の恋人」
SMAPの木村拓哉さんが「Beautiful Life」(2000年放送)以来、10年ぶりのラブストーリーに挑戦した恋愛ドラマ「月の恋人」を観ました。共演は、篠原涼子さん、リン・チーリンさん、松田翔太さん、北川景子さん、満島ひかりさん、濱田岳さん、温水洋一さん、竹中直人さん、渡辺いっけいさん、長塚京三さんら超豪華な顔ぶれです。
ドラマ「月の恋人」は、木村拓哉さん演じるインテリアメーカー「レゴリス」社長の葉月蓮介と篠原涼子さん演じるインテリアデザイナーの二宮真絵美、北川景子さん演じる資産家令嬢で人気モデルの大貫柚月、リン・チーリンさん演じる「レゴリス」のイメージキャラクターを務める中国人女性のリュウ・シュウメイの恋愛と仕事に奮闘する姿を描いたラブストーリーです。
フジテレビの看板ドラマである「月9」はラブストーリーの王道として、たくさんのヒット作を生み出してきました。その中には、木村拓哉さんが主演(出演)する作品も数多くあるわけですが、すべて木村拓哉さんが20代の時に撮影された作品です。つまり、「月の恋人」は木村拓哉さんの30代初となる「月9ドラマ」なんです。
「月の恋人」は全8話という短い回数、最終回の2時間スペシャルなど、これまでの「月9」にはない、新しい挑戦を打ち出し、話題となったドラマですが、管理人の興味はむしろ、制作サイドの思惑より、30代初の恋愛ドラマに主演する木村拓哉さんの一点に集中していました。
結果的に「月の恋人」の視聴率は期待されるほどの数字に到達できませんでした(と言っても16.8%もあります)が、「木村拓哉さんの存在感はすごいよ。年齢も国籍も違う3人の個性的な女優さん(篠原涼子さん、北川景子さん、リン・チーリンさん)と絡んで、全く違和感なく、相手の個性を引き出すことができるもんな。特に北川景子さん演じる大貫柚月との絡みは絶妙だよ」と拍手を送りながらドラマを楽しんでいました。
ストーリー展開のチグハグ感や各キャラクターのバックグラウンド解説の欠如が「月の恋人」の出来を左右してしまった感があり、ちょっと残念な内容になってしまいました。しかし、それらは制作サイドの問題です。
木村拓哉さんをはじめ、出演者の演技は素晴らしかったと思います。竹中直人さんと温水洋一さんの名コンビぶりがドラマに幅を持たせ、渡辺いっけいさんの名脇役ぶりがドラマに深みを与えていました。
そして、「すごいな、この女優さん」と思ってしまった満島ひかりさんの堂々とした演技、かわいらしさを「これでもか!」と思い切り押し出した北川景子さんの演技も印象に残っています。「月の恋人」のキャスティングは最高レベルで、ものすごく良かったと思います。「あの役者さんが出てるから、ドラマを観よう」という原点に立ち返れるキャスティングでした。
DVDを一気に観ながら「もう少し登場人物のバックグラウンドを深く掘り下げ、恋愛部分にもっとスポットを当てたストーリーも観てみたかったな」と思いましたが、改めて「役者さんの存在感」「キャスティングの妙技」について考えさせられたドラマでした。酷評されるほど悪いドラマじゃない気がするのは管理人だけなのかな?観るべきシーンはたくさんあると思うのですが…
「月の恋人」の主なキャスト
| フジテレビ系列 2010年5月-7月放送 平均視聴率 16.8% |
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